この記事ではBlenderを使ってローポリで水面を作る方法を紹介します。
手順
1.水にする立方体を用意
Shift+Aで水を作るための立方体を生成します。

2.立方体の上の面を細分化
編集モードに切り替えて面選択にします。
立方体の上の面のみ選択して右クリックで「細分化」をします。
細分化のタブを開き、分割数を増やしておきます。

3.細分化した面の1つ内側からグループ化
Ctrl+-(テンキーのマイナス)で選択範囲を1つ内側へ縮小させます。
オブジェクトデータプロパティを開き、「+」で頂点グループを追加し「割り当て」をクリックします。

4.ディスプレイスを追加
モディファイアープロパティを開き「ディスプレイス」を追加します。

右端に表示されているアイコンをクリックします。

テクスチャプロパティが開くので、タイプを「クラウド」に変更します。

5.グループに適用
モディファイアープロパティへ戻り、頂点グループに3で作成したグループを設定します。
また、編集モードで表示できた方が作業が楽なのでDisplace横の左から2番目にあるアイコンを選択して表示を有効にしておきます。

ここまで完了すると、立方体が水面が波打っているような状態になっていると思います。

6.マテリアル設定
マテリアルを作成してベースカラーを変更します。
水の透明感を出すために伝播を「1」、IORを「1.33」くらいにして粗さも「0.2」くらいまで下げました。
設定も少し変えていきます。
マテリアルプロパティの少し下の方に設定があるので、「スクリーンスペース屈折」のチェックをONにしておきます。

レンダープロパティを開き、スクリーンスペース反射のチェックをONにします。
その中にある屈折のチェックもONにします。

7.調整して完成!
波の反射が四角なのが気になるので、面を三角化して三角形にしました。

三角化ありとなしの比較画像を載せておきます。

ライトを追加しただけではちょっと暗かったので、ワールドプロパティのカラーを明るめにしてみました。

レンダリングしてみます。
Eeveeだとこんな感じになりました。

Cyclesに変えるのもいいですね。

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