【Blender】ローポリの水を作る

Blender-ローポリの水を作る 3Dモデル関連
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この記事ではBlenderを使ってローポリで水面を作る方法を紹介します。

手順

1.水にする立方体を用意

Shift+Aで水を作るための立方体を生成します。

水にする立方体の画像
高さなどはお好みで変えてください

2.立方体の上の面を細分化

編集モードに切り替えて面選択にします。
立方体の上の面のみ選択して右クリックで「細分化」をします。
細分化のタブを開き、分割数を増やしておきます。

面を細分化した画像
今回は分割数50で進めます

3.細分化した面の1つ内側からグループ化

Ctrl+-(テンキーのマイナス)で選択範囲を1つ内側へ縮小させます。
オブジェクトデータプロパティを開き、「+」で頂点グループを追加し「割り当て」をクリックします。

頂点グループを割り当てした画像
上面すべてを選択していると後で波を作った時にはみ出してしまいます

4.ディスプレイスを追加

モディファイアープロパティを開き「ディスプレイス」を追加します。

モディファイアーからディスプレイスを追加する画像
ディスプレイスを追加します

右端に表示されているアイコンをクリックします。

ディスプレイスのテクスチャプロパティの画像
画像の赤枠で囲んだ部分をクリックします

テクスチャプロパティが開くので、タイプを「クラウド」に変更します。

タイプをクラウドに変更する画像
クラウドを選択します

5.グループに適用

モディファイアープロパティへ戻り、頂点グループに3で作成したグループを設定します。
また、編集モードで表示できた方が作業が楽なのでDisplace横の左から2番目にあるアイコンを選択して表示を有効にしておきます。

モディファイアープロパティでグループを設定して、編集モードでの描画を有効にした画像
形はこれで完成します

ここまで完了すると、立方体が水面が波打っているような状態になっていると思います。

波打っている状態になった立方体の画像
波の高さはテクスチャプロパティの「サイズ」やディスプレイスの「強さ」で調整できます

6.マテリアル設定

マテリアルを作成してベースカラーを変更します。
水の透明感を出すために伝播を「1」、IORを「1.33」くらいにして粗さも「0.2」くらいまで下げました。

設定も少し変えていきます。
マテリアルプロパティの少し下の方に設定があるので、「スクリーンスペース屈折」のチェックをONにしておきます。

スクリーンスペース屈折をONにする画像
スクリーンスペース屈折を有効にします

レンダープロパティを開き、スクリーンスペース反射のチェックをONにします。
その中にある屈折のチェックもONにします。

スクリーンスペース反射と屈折をチェックONにする画像
この2つもチェックをONにしておきます

7.調整して完成!

波の反射が四角なのが気になるので、面を三角化して三角形にしました。

面の三角化で波の反射が三角形になるようにした画像
上の面を選択して右クリックし、三角化します

三角化ありとなしの比較画像を載せておきます。

三角化する前後の比較画像
個人的には三角形にした方が可愛い感じがします

ライトを追加しただけではちょっと暗かったので、ワールドプロパティのカラーを明るめにしてみました。

ワールドプロパティのカラーを明るくした画像
いい感じに調整します

レンダリングしてみます。
Eeveeだとこんな感じになりました。

Eeveeで出力した画像
いい感じになりました

Cyclesに変えるのもいいですね。

Cyclesで出力した画像
Eeveeよりも透明感があります

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