Logicool製のキーボードにはキーを光らせることができるものがありますよね。
調べてみたらUnityを使って光らせる方法があったので、やり方を紹介します。
SDKをダウンロード
今回、キーボードを光らせるために「Logitech Gaming SDK」というものを使用します。
Asset StoreのページからUnityへ追加してプロジェクトへインポートします。
Logitech Gaming Softwareを入手
Logitech Gaming SDKを使用するための条件として「Logitech Gaming Software」の最新バージョンが必要になります。
Logicoolサポートのページからダウンロードし、インストールします。
Unityで光らせてみる
SDKが使えるかどうか確認するためにサンプルスクリプトを動かしてみます。
アセットをインポートすると「Logitech SDK」というフォルダができ、その中に「Script Sample」というサンプルスクリプトが入ったフォルダがあります。
サンプルスクリプトのフォルダ内に「LogitechLed」というスクリプトがあるので、空のオブジェクトを作成してこのスクリプトをアタッチします。

実行すると画面上に文字が表示されます。
(元の文字色が白で見えづらかったので、下の画像ではスクリプトを修正して黒色に変えています。)

文章に書かれているキーを押してみるとキーボードの光るエフェクトが変わると思います。
エフェクトが変わらない・反映されていないという場合はそもそも対応していないキーボードの場合もあるので、SDKのドキュメントを確認してみてください。
ドキュメントは「SDK Documentation」フォルダの中にある「LogitechGamingLEDSDK.pdf」のファイルです。
色々遊べるけど実用性はない
サンプルスクリプトで正常に動いた場合はOKです。
サンプル内の光らせている部分の処理を使えば特定のキーを押したときにキーボードを光らせたり、ダメージを受けた時やレベルアップした時など好きなタイミングで色を変えたりできます。
ただし、あまり実用性はありません。
対応しているLogicool製のキーボードを使用していないユーザーだと全く意味がないからです。
(Logicool使っている人向けに作るのであれば問題ないですが、そんな限定的な場面は無いと思いますし…)
このSDKでは他にもステアリングホイールやGキーの機能などを制御できるようなので、ドキュメントを見て色々試してみるのも面白そうです。
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